ビギナーのジオラマの作り方

作り方

鉄道模型に目覚めた人のうち、3割ぐらいは実際にジオラマやレイアウトを作っています。ジオラマは、ビギナーよりもベテランの方が上手に作れている傾向があります。ですが、たとえビギナーであっても、うまくまとめあげることができればベテランを超えることも不可能ではありません。

とはいえ、最初から大作に挑戦するのはやめておいた方がよいです。まずは経験を積むために小さい大きさのものから始めるべきでしょう。小さいジオラマで作り方を考えると、情景が限られてしまいます。ですが、発想次第では魅力的な作品を作ることは決して難しくありません。

小さなサイズで景色が映えるのは、1両から2両編成の列車です。そうすると、田舎の方の景色になるか登山鉄道などがぴったりでしょう。登山鉄道の場合には、小判型の形のレールを敷いて終わりではなく、一番下から山の高いところまで走行させるべきです。途中でスイッチバックなどを入れることで、リアルな鉄道をイメージさせることができます。

登山鉄道を作れば、トンネルがたくさんあったとしてもそれほど不自然ではありませんし、カーブをトンネルで隠すことも可能です。ただし、魅力的な作品を作るのであれば、事前にしっかりとした計画を立てておくことが大事になるでしょう。